鷲羽山(倉敷市)

瀬戸内海国立公園に属し、国の名勝・下津井鷲羽山(しもついわしゅうざん)として、倉敷市の代表的な観光地の一つ。。山名は、北東側から遠望すると、鷲が翼を広げた姿に見えることに由来しているといわれています。海抜133mの山頂からは、瀬戸大橋全景や備讃瀬戸に浮かぶ塩飽諸島の島々を望める展望台となっており、山頂展望台からはさらに、北側に広がる児島地域の町並みや、遠く玉野市、高松市等も望められ、中腹から山頂にかけて古墳が点在する。西側中腹を瀬戸大橋線・瀬戸中央自動車道の鷲羽山トンネル(世界初の2階建ての四つ目状トンネル)が南北に貫いていて、日本の素晴らしい技術力・資金力は自慢できますね。この橋のお陰で四国(香川県)と本州(岡山県)への往来が便利になり、朝晩の通勤時は電車内が混雑していて観光客は避けた方がいいとのことです。今回は家事で岡山に行くことになり、以前より鷲羽山の観光ホテルに泊まり部屋(すべてオーシャンビュー)から朝夕瀬戸内の島々・瀬戸大橋とのコントラストを眺めたいと思っていました。漸くホテルを予約でき念願が叶いました(瀬戸内の眺望がよく、鷲羽山ハイランドもあり特に夏は海水浴客も多くなかなか予約が難しいです)

 

宿泊した下電ホテル、「下電」の名前が気になっていました。すぐに判明、1990年末まで、北西中腹を下津井電鉄線が通っていて(泊まったホテルの前に電車が展示されていました)、山頂から西側へ下った岡山県道393号鷲羽山公園線沿いに鷲羽山駅が存在していたとのこと。現在は廃線、多分電車からの眺めもよく又地域住民の足として、廃線時は残念がられたと思います。       今回はJR西日本「おとなび」e5489で新幹線を予約、運賃の安さにこれからも利用します(未会員の方はお薦めです)パソコン等に不慣れな方は電話すれば丁寧に対応して頂けます。JR岡山駅から瀬戸大橋線(マリンライナー*特急で行くことはないです)でJR児島駅まで約25分。新大阪から約1時間30分で到着、やはり空気が違いますね。瀬戸大橋線のJR児島駅から次は四国(時たま乗り越して四国に行かれる方がおられるとのこと、要注意です)ホテルに連絡していたので駅前まで車で迎えに来て頂きました(下電バス・タクシーでもホテルに行けますが、やはり迎えて頂くのは今晩お願いしますと、気持ちがいいですね)鷲羽山にある観光ホテルは各部屋・大浴場もオーシャンビュー、いいですね。夕食は懐石料理でした(当初はバイキングと聞いていましたのでラッキー、これでお酒をゆっくりいただけるぞ~)。

 

勉強不足でした、タコ料理が多く又頂いた「タコ」が美味しかったのでレストランの方に聞いたら、下津井沖で水揚げされるタコが「下津井ダコ」として全国的に有名ですと、「一年のうち、おいしくない時期は3日しかない」と言われるほど、年中おいしくいただけますが、秋から冬のタコは「寒ダコ」と呼ばれ、一年の中でももっとも身が締まり、旨味が凝縮されていますと言われて、私は、「タコ」は明石とすりこまれていましたが何の何の美味しかったです。下津井沖では11月になるとタコ漁が最盛期になります。昼間は穴に入って隠れているタコの習慣を利用し、早朝から昼にかけてタコ壷を仕掛け、午後から蛸壺を引き上げます。マダコは頭から足の先まで60cmほどもある大きなタコで、タコを選ぶ時は、足が短く、太いものを選ぶのがおすすめです。夕焼け朝日のシャッターチャンスに想いを馳せえて冬の冷え込み早朝、夕焼けに耐え寒いホテルのベランダから狙っていましたがご苦労さんでした、今回は空振り、しかし讃瀬戸に浮かぶ塩飽諸島の島々を望めその先の四国山脈が目の前にあり早朝の海は海霧のようで神秘的、やはり現場はいいですね。鷲羽山展望台にはJR児島駅前から1時間ごとに発車の下電バス「とこはい号」循環バスで第2展望台へ、瀬戸大橋が身近に見え又四国もそこにあり人間でも心が洗われそうで、「鷲」であらば行ったり来たりぞ気持ちがいいだろうと眺めていました。下津伊漁港にも通りバスから眺めていると昨夜食した「蛸壺」がたくさん見られ、漁具も見られ漁港だ~、
循環バス「とこはい号」;1日乗車券(大人520円)漁港・展望台の町歩きにはお薦め。

*児島はジンズの発祥地、工場見学・制作体験もできてJR児島駅内にある観光案内にお寄りすることをお薦めです。