鹿児島県ぶら歩き

  •  城山公園展望台から桜島を望む
    • かごんまへゆくさ おさいじゃした    〈鹿児島へようこそおいでくださいました〉
    鹿児島へは飛行機利用で東京・羽田空港から(約1時間30分)、名古屋(約1時間15分)大阪・伊丹空港(約1時間10分)。新幹線利用で新大阪駅から(約3時間40分)本当に日本は狭いです。鹿児島の観光マップを見ていると行きたい場所が多くてワクワクした気分になるのは私だけでしょうか。まず今なお爆発する活火山『桜島』を眺めたい・江戸末期から明治維新での西郷隆盛公の功績を偲ぶ・黒豚を又今年日本一になった黒毛牛を賞味したい、数え上げれば限がありません。乗り鉄の小生、鹿児島中央駅から指宿への特急「たまてばこ」に乗りJR最南端の駅「西大山」にも行きたく、当初計画の2泊から3泊に旅行スケジュールを立てました、鹿児島へは飛行機or新幹線どちらを利用すべきか?、たまたま希望の鹿児島到着時間と希望ホテルのパック旅行があり飛行機便で行くことにしました。
    (但し、飛行機の到着遅れで伊丹空港発が約1時間遅れ…まぁー仕方がない、着けばいいや)…乗り継ぎの方は大変ですが…

    鹿児島空港に到着後、まず空港総合案内所へ足を運び「鹿児島市の観光ガイドマップ」をゲットの上、直近の観光情報を確認(最近では桜島が令和4年24日夜爆発的な噴火が発生 危険地域の島民に避難勧告があったことをテレビで見たこともあり心配していました。又空港から鹿児島市内へは直行バスの乗場は?案内所は皆さん親切なので後期高齢者の一人旅、遠慮なく聞くことにしています。
  • 空港から直行バスで、市内の「鹿児島中央駅」まで約40分、市内繁華街「天文館」へは約50分。バス乗場が空港を出てすぐ前にあり便利でした。但し、片道料金は1400円安いか?高いか?、車窓から霧島連峰の眺めは鹿児島の地にいることが感じられる景色です。常ですが先ずは市内で一番高い場所(お城の天守閣等)に行ってマップ片手で町の全景を見渡す事にしています、スタートは城山展望台です。(町の全体像を掴みぶら歩きを始めます)
    輩出された偉人として有名なのが、西郷隆盛や島津斉彬(しまづなりあきら)このほか明治維新で活躍し近代日本の礎を築いた大久保利通や、江戸城の無血開城に尽力した天璋院篤姫、日露戦争で連合艦隊司令官長官として活躍した東郷平八郎などがいます。

    • 城山(鹿児島市内)をぶら歩き

    城山(鹿児島市内)をぶら歩き


    まずJR鹿児島中央駅前から、循環バス⁽カゴシマシティビュー〉の2日間乗車券を購入して城山展望台に向かいました。市内にある観光スポットを30分間隔で走っていて1時間30分間で循環する観光客には便利な乗車券です。
     *城山は市街地の中心部に位置する小高い山(標高 107ⅿ)
    城山公園展望台からは、桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地の美しい景色を一望でき絶好のポジション、感激です!。周りの人たちも絵葉書のような景色を携帯に写真を納めた後、現実を脳裏に焼き付けようと無言で眺めていました、私も同じです。夜景も美しいと聞いていましたが、近場にある城山ホテルからの眺めは最高でしょね(海側の部屋、宿泊費も最高ですが)。
     *城山展望台まで自然遊歩道(約2㎞)のコースもあり時間があれば温帯・亜熱帯植物が茂っていてる道を登って行くのも良いですね、但しカンボジアで経験しましたが遺跡見学をしていて日が暮れてきたなと思ったら急変して周りは闇夜、警官がいたので良かったと思ったら
    警官バッチを買わないか?偽物の警官でした、やはりどこでも夕刻以降の外出は、特に初めての土地は土地勘がなく注意が必要ですね〉
    ここ城山は明治10年(1877年)西南戦争の最後の激戦地、西郷軍が官軍に攻められ西郷終焉の地でもあり、西南戦争にまつわる史跡(薩摩義士碑・西郷洞窟等)が多く存在してます。
    西郷公が戦争時、城山から桜島と生誕地の鹿児島市内を
    どの様な気持ちで眺めただろう…鹿児島のシンボルである
    「西郷公」と「桜島」現在も両立しています。
    • 西郷隆盛銅像(市内
  • バスはその後仙巌園(島津家の別邸)・石橋記念公園前に停車しますが
    閉門時間の関係で明日訪問することにして車窓から眺める事にしました。
    天文館駅で下車し繁華街の天文館周辺をお土産店・食事場所を探索すべく
    キョロキョロと商店街の中をぶら歩きをしました。というのも事前に決めていた鹿児島発祥の「黒豚しゃぶしゃぶ」を
    食すべくお店に確認すると、予約制・2人前からのオーダー等制約があり困った時のお助けマン、天文館の四つ筋にある観光案内所へ飛込み、今から一人でも食事出来るお店の紹介を頂いく。、
    天文館本通アーケードを少し歩いたところにあるお店「いチにイさン」」天文館店☎099-225-2123、店内はテーブル席・カウンター席があり清潔なお店で、従業員の皆さんも愛想がよく美味しく頂き満足でした。他店でもそうですが本部は鹿児島で東京・大阪に出店されています。
  • 「いチにイさン」の店内
  • *市街地&桜島観光の巡回市営バス・電車・フェリー乗り放題「キュート」チケットを購入(1日券1200円、2日券1800円)このチケットはお薦めです 。
    鶴丸城跡 西南戦争時の鉄砲痕 大久保利通像
  • カゴシマシティビュー(鹿児島市交通局)のホームページ
    • 桜島をぶら歩き


    桜島をぶら歩き

    • 桜島は鹿児島県のシンボルは頷けます。市内からも指宿行きの車窓からも雄大な桜島を眺め、鹿児島県人は桜島と共に毎日があり桜島に育まれたと思います。日本では最も活発な活火山の一つで東西約12㎞南北約10㎞周囲約55㎞、面積約77㎢、大正噴火(1914年)では大量の溶岩が流れ桜島と大隅半島は陸続きとなり、島の東側にある黒神埋没鳥居は大噴火の跡を写真でよく見ます。地元の人からは東側の景色はまたいいよ聞いていましたが、残念ながら電車では時間が掛かり諦めました
      レンタカーを借りて島内を回るのがbestですね(私は車の免許証を返納して乗れません、残念)
      キュート「2日間乗り放題チケット」で桜島フェリー乗場へ、桜島へのフェリーは本数が多く慌てることなく乗船し進行方向の席を座ると桜島が徐々に迫る光景にウキウキです。間もなく桜島港に到着、ここでもキュートが使えるのは便利です。桜島の西方面周遊バスは1周約55分ですが30分毎に運行されていて、途中下車して近辺をぶら歩きして次のバスで移動、非常に便利でした。私はビジターセンターバス停でまず降りて「なぎさ公園」「全長約100mの足湯」のどかな景色を見ながら、途中外人の若い男女と写真の撮り合いをしてぶら歩き、気は早く火山の近くに行きたいとの想いでバス停へ。バスは結構混んでいましたが約35分の乗車で停車駅11番(最後が12番)湯之平展望台所までは乗り降りがなく山中の道を登ったり降りたりとしながらも、間違いなく山深い道を登っています。まもなく湯之平展望台所に到着すると乗客の皆が続々と下車されました。バスを降りた乗客が一瞬息を飲み込み目の前の迫力に驚き、感動の歓声が聞こえます。写真ではなく生の現場は、昨日城山から見た感動(静)湯之平展望台所で見る桜島(動)の差に"贅沢な景色を見させてもらっている”と感謝です。いまなお噴火を続けている桜島の荒々しい山肌、地球が生きているとの実感は 現在未来にも大きな人生観にいい意味で影響をもたらすと思います。鹿児島に来てよかった!
      輩出された偉人として有名なのが、西郷隆盛や島津斉彬(しまづなりあきら)このほか明治維新で活躍し近代日本の礎を築いた大久保利通や、江戸城の無血開城に尽力した天璋院篤姫、日露戦争で連合艦隊司令官長官として活躍した東郷平八郎、現代では今年逝去された稲盛和夫等々、桜島が育んだと思います。特に中・高校生の修学旅行には最適ですね。
      *全周のバス観光は「桜島ぐるっと一周コース」がありますが、平日は運行休止。運行については事前に要確認です。

    仙巌園・尚古集成館をぶら歩き

    • 仙巌園をぶら歩き(島津家の別邸)

    • 仙巌園は江戸時代初期(1658年)島津家19代光久によって築かれた薩摩藩主島津家の別邸。前日は入場時間前(17:00)到着であきらめて翌日の桜島見学前に行くことにしました、㊉のマークは京都(本社)にある島津製作所、仕事上でお付合いがあった関係で懐かしさまもあり立ち寄る予定にしていました。当日は菊祭りの催しで入口から菊でお迎え 久々に菊を万傑しましたがお目当ては、桜島を築山に錦江湾を池に見立てた美しい大名庭園です。庭園が好きな方は半日位かけて見て回られるそうです、作庭のスケールが大きく見学所要時間は最低でも60分は必要ですね。薩摩藩は1600年に起きた「関ヶ原の戦い」では、西軍につきながらも領地を減らされなかった唯一の大名でもあり徳川家康が一目置いた薩摩藩です、やはり薩摩はスケールが違いますね。
    • また、西洋式の軍備や藩営工場の設立し、特に武士道を第一にして弱いものいじめを禁止し、私欲を慎むことなどを盛り込んだ「郷中教育」、幕府の隠密対策としての鹿児島弁、薩摩藩独自の伝統的なもので現在も残っています。

      横にある「尚古集成館」は近代日本発祥の地

    指宿ぶら歩き

      • 指宿をぶら歩き
      指宿市観光協会から頂いた観光ガイドを拝見。竜宮伝説発祥の地に建つ龍宮神社とか温泉以外にも観光スポットが多くありそうでしたが、
      乗り鉄の私、JR日本最南端の「西大山」駅へ行きたく急遽足を延ばして指宿市へ行くことにしました(予備日を取っていて良かったです)
      JR鹿児島中央駅から特急『指宿のたまて箱』で約50分、終点の指宿駅でJR指宿枕崎線(普通)に乗換へて訪問しました。指宿駅では乗継の待ち時間があり「指宿市内をぶら歩き」することにしました。まず駅からバスで砂むし会館「砂楽」で下車して約300年以上前からある「砂風呂(砂蒸し風呂)」の発祥地を見て回りました。「砂風呂は気持ちがいいよ」「血液循環を高めて身体にもいいよ」と聞いていたが、時間の余裕がなく雰囲気だけでも味わいたく「砂むし会館」に入館、会館は外装工事中でしたが 屋上から海岸を眺めていると砂浜にこれから来られる観光客への砂浴準備らしく、男性の一人が等間隔に砂を掘り起こしておられた。それは連続した幾何学的な絵模様で、描かれる様子は動く絵画を見ているようで飽きずに眺めていました。


    • その後会館内にある土産店を覘きながら3Fにある有名な「勝武士ラーメン」を頂いたあと、
      JR指宿駅までぶら歩き、途中自分のイメージとは違って温泉街らしくなく閑静な街並みでした。
      地図で見ると ホテルは海沿いに点々とあり、女性や家族連れで行くにも良い温泉地です。
      次回は宿泊して海の景観と波の潮騒を聴きながら、砂むしの温感・新鮮な魚・焼酎を全身で満喫したいな~
      と贅沢な想い抱きながらあとにしました。
      指宿駅から「西大山」駅までは普通で約18分只電車の本数が少ないのが難点でした。j指宿枕崎線「西大山」駅は1960年に開業、駅には「JR日本最南端の駅」の碑が設置されていて、駅からは素朴な田園風景の向こうに美しくそびえ立つ「開門岳」(別名「薩摩富士」)を望むことができ、いい旅していると感じさせます。駅前に設置された「黄色の郵便ポスト」は開聞岳と西大山駅を借景したインスタ映えする撮影スポットで大人気なのも頷けます。
      駅に隣接する「中園久太郎商店」の直売所では、無人駅の「西大山」に代わって
      「JR日本最南端の駅到着証明」も発行していて、又専用葉書の販売もおこなっていました、
      「大切な方へ黄色いポストから投函したら幸せのお届けもできるかも?」と言う言葉に、孫たちに
      「開聞岳・西大山駅・黄色い郵便ポスト」が写っている絵葉書を購入し大急ぎで宛名書きして
      ニコニコしながら投函、孫は可愛いです。
      (電車の本数が少なく戻りの電車に乗り遅れると大変)


      無事指宿駅に到着しましたが指宿駅から鹿児島市内へは特急(全席指定)が平日なのに満席、好評でいつも満席とのこと。やむを得ず普通列車で鹿児島中央絵駅まで約2時間の乗車となりました。列車待ちに時間があったのでJR指宿駅前の足湯で指宿の温泉を体感しました、清潔にされていて無料これはお薦めです。
    • 特産品:本枯本節を使った指宿の「勝武士ラーメン」、山川港で水揚げされた「鰹のタタキ」、生産量日本一のそら豆を使った「そら豆スイーツ」お土産に買った「山川漬」姉より美味しかったわ…との電話を頂きました、やはり次回は一泊すべきですね。
      • ◎今回の「鹿児島ぶら歩き」で47都道府県に足跡を残しましたが各地には素晴らしい歴史・景色・食べ物がありますが旅行の日程上制約があり後ろ髪を引かれる事が再々です。